webライティングの仕事について調べていると必ずSEOという言葉が目に入ると思います。
SEOというのはwebライティングで収益を出すには必須の知識になっており、webライターにとってはほぼ当たり前の知識になっています。
しかしSEOについての知識が全くないという方も多くいると思いますので!
今回は「SEOとは何なのか?」「何故大事なのか?」「どの程度SEOを知っていればいいのか?」というテーマで解説していきます!
SEOとは何なのか?
SEOというのは簡単に言えば検索結果画面で自分のサイトの記事をできるだけ上位に表示させようとする技術です。
ではなぜ、SEO対策は重要なのか?
なんとなくわかると思いますが自分の記事が上位にあればあるほど、
記事の閲覧数が増えていくからです。
皆さんも何か調べ物をするときにわざわざページを何枚もめくって調べることはそうそうないでょう。
そして記事の閲覧数が重要な理由はwebライターのクライアントは基本的に閲覧数が多くなる記事を書いてくれるライターを欲しているのでSEOができればその分重宝されます。
そのためwebライターにとってSEOというのは必須知識なので、どうぞここで覚えて行っちゃってください!
「対策だけ教えてくれればいいのに~~」と思うかもしれませんが、残念ながらSEOというのはかなり複雑で何個か対策を覚えるだけでは本質的な改善には繋がらないので対策の前に基本知識を4つ紹介します。
SEO対策はgooleの対策
検索エンジン有名なのはYhaoo!やbingなど沢山ありますが、SEO対策といえば基本的にgoogleでの検索結果のことを言います。
理由は簡単!googleが圧倒的に使われているからです。
どのくらい使われているかといえば、日本の検索エンジンのシェアはなんとgoogleが7割以上!
Yhaoo!が1割bingが0.8割という風になっています。
なんならYhaoo!の検索エンジンはgoogleをベースにしているので実質8割くらいの人がgoogleの検索エンジンを使っています。
ですのでSEO対策と言ってgoogleの話をしていないのは一周回っておかしな話になってしまうというわけです。
参考
Search Engine Market Share Worldwide | Statcounter Global Stats
(日本語に翻訳できます!)
検索順位が決定するまでの流れ
検索順位が決定するまでには3つの流れがありそれが
1クローリング
2インデックス
3検索順位の決定
となっております。では順番に説明していきますね。
まず、クローリングとはgoogleがクローラーというロボットをインターネット上にばら撒いてウェブページの情報をかき集めることです。
そしてクローラが集めた情報をgooleのデータベースに保存することをインデックスと言います。
最後にgoogleが定める独自の評価基準にそって、関連性と信頼性が高い情報なのか、読者が求めている情報を提供しているのか、といった部分を評価して最終的に検索順位が決定します。
こういう流れがあるため、例えば新しくブログを作ってもすぐに検索結果に反映されるということはなく、なぜならクローラーが発見するまでに時間がかかっていたり、インデックスにも時間がかかっていたりするという場合があるからです。
元々大きなサイトとかならクローラーもすぐに見つけてくれますが、出来立てほやほやのサイトではインデックスされるまで下手すると数週間かかることもありますので気を付けてください。
余談
検索順位の決定の時に言いましたがgoogleは独自の評価基準にそって検索順位を決定しています。
この独自の評価基準を検索アルゴリズムと言います。
そのためSEO対策というのはgoogleの検索アルゴリズムに好かれる方法と簡単に認識してください。
ただgoogleは検索アルゴリズムの仕組みについてを公開していません。
ですので私含めて検索順位を上げる方法を教えている人はみんな経験則に基づいて書いているため、それが必ず正しいとは限らないということは頭に入れておいてください。
ユーザーファーストが大事!
ユーザーファーストつまり読んでくれている人たちのことを第一に考えて読者が読みやすいように記事を作るということです。
例えば記事タイトルに合った内容の文章を書いたり、専門用語をあまり多用しないようにしたり、私は文章を区切っています!
こんな風にgoogleは常に読者のことを考えて読者がページを評価できるように改善を繰り返しています。
ですので記事の書き方に迷ったらまずはどうすれば読者が読みやすいようになるかを考えて書いてください。
記事の質がすべてじゃない!?
残念ながら記事の質だけでは検索順位は決まりません。逆に言うと検索上位に表示されなかったからといって必ずしもその記事の質が低いというわけでもありません。
理由は検索順位は記事の質だけではなくその記事を載せているサイトの評価も影響するからです。
皆さんも調べ物をしたときに上位に表示されるのは企業のサイトばかりという経験はあるでしょう。
そして企業のサイトの中身に、内容が薄いなとか納得感がないとか思ったこともあるはずです。
なぜこういった記事が上位に表示できるかというと先ほども言いましたがサイトの評価も影響しているからです。
やはりgoogleの検索アルゴリズムでも記事の質というのはとても曖昧な判断基準ですのでそれをコンピューターが優劣をつけるのはとても難しいのです。
なのでgoogleはサイトの規模やそのサイトがどこからリンクを張られているのか、つまるところ過去の実績を見た上で評価しています。
上位表示を狙うのであれば中身の文章も重要ですがそれよりもサイト自体の評価も大切だと言うこともしっかり覚えておきましょう!
SEO対策のための必須知識
では基本知識が終わったのでSEOライティングをする上で意識するべきことを10項目で説明していきます。
10項目は少しというか大分多いと思われるかもしれませんが、
この10項目を覚えれば十分SEO知識が身に付いてSEOライティングができるようになるので頑張ってついてきてください!
1キーワードの検索意図に答える
もちろんキーワードを調べているユーザーは何かしら知りたいこともしくは悩みを解決したいと思ってキーワードを入力しています。
そしてgoogleから質が高い記事だと判断されるためにはユーザーの検索意図に答えなくてはなりません。
中身がなさすぎる説明にならないようにキーワード自体の意味やメリットデメリットなど読者の疑問を全て潰すように書いていきましょう。
2タイトルや見出しにキーワードを入れる
まぁ想像したら分かると思いますがキーワードが見出しやタイトルのどこにも含まれていないと検索エンジンも読者も何をテーマにした記事なのかが全く分かりません。
例えばSEO対策の記事を書こうとしているのにタイトルが「文章の質を上げる方法」とかでは何が何だか分かりませんよね。
そのため記事のタイトルには狙うキーワードを必ず入れてください。
同様に見出しにもキーワードを入れてほしい所ですが、
無理やりキーワードを入れようとするとむしろ読みにくくなってしまいユーザーファーストの観点からそれてしまいますので見出しについては不自然にならない程度でキーワードを入れて下さい。
さらに記事タイトルや見出しはパット見でわかるような記事タイトル見出しにしておくということも頭に入れておいてください。
例えば「ポータブル電源 災害」というキーワードで記事を書く場合
「ポータブル電源は災害時に必要?」と書いてしまうとあまりやさしくないです。
書くときは記事を読まなくても結論がわかるように
「ポータブル電源は災害時には不要!」
という風にして記事の中身は不要の理由について深堀りしていけばユーザーにやさしい文章になっていきます。
3記事タイトルは30文字程度にする
一般的にSEOの記事タイトルは28~32文字程度が目安だと言われています。
なぜなら記事タイトルが短すぎるとどういった記事なのかが分かりませんですし、逆に長すぎると検索結果画面に表示しきれなくなってしまうからです。
また28~32文字と開きがあるのはパソコンで表示される文字数とスマホで表示される文字数つまりデバイスごとに違いがあるからです。
そしてこれとセットで覚えていて欲しいのが次の4項目目です!
4キーワードは左に寄せる
文字通り記事タイトルに入れるキーワードはできるだけ左に寄せるということです。
理由も簡単!前の方にキーワードがあった方が読者の目に入りやすいからです。
ですがこれも無理やり前にキーワードを配置しようとして不自然な日本語になってしまいますので、できれば左に寄せるということを覚えておきましょう。
5興味が引かれるリード文
リード文とは記事の導入にあたる文章のことです。
リード文では読者に「この記事は読む価値がありそう」と思わせることで、ダラダラと無駄な前置きを書いてしまうと読者は離れて行ってしまいます。
そのためリード文では
1どんな人に向けた記事なのか?
2記事自体の内容
3記事を読むメリット
この3つをコンパクトにまとめた文章を書くことを意識してください。
6根拠となるデータを入れる
皆さんもやはりネット上にある記事は「本当にそうなのか?」と疑ったこともあるでしょう。
それと同じで読者は記事の内容を疑っています。
「ネットの情報を鵜呑みにしない方がいい」という言葉を皆さんは聞いたことあると思いますが実際にその通りで、だからこそ読者は記事の内容を疑っています。
少しでも怪しい信用出来ないと思われてしまえばその時点でこの情報は正しいのかと疑われ読者は他の記事に逃げてしまいます。
ではそうならないためには公式サイトの記載を引用したり統計や実験のデータを持ち出すという風に読者が信用出来そうと思えるだけの根拠を書く必要があります。
7できるだけ簡単な文章
ネット上で情報収集をする方はこの記事をみている方含めて未経験だったり初心者だったりすることが多いです。
なぜならある程度知識がある人はそもそもネットで検索するということが無くなっているからです。
なのでできるだけ専門用語を使わず小学生や中学生が見ても分かるような言葉を使って記事を書いてください。
8ハッキリと言い切る!
何回も言っていますが読者は自分の悩みや疑問を解決するために記事を読んでいます。
だと言うのにもし「~~した方がいいかもしれません。」と書いてしまったら「どっちだよ!」とツッコミを入れたくなると思います。
ライターは常に読者に教える立場であるということをしっかりと意識しましょう。
教える立場であるのにも関わらず「多分こういうことだと思うよ」とあやふやな回答をしていたら読者は「本当に信じていいのか?」と不安になってしまいます。
SEOライティングでは読者の疑問をどうすれば解消できるのか、どうすれば悩みを解決させて読者に行動へ移させられるのか?そこまで考えて明確な答えを出さないといけないのです。
だからこそ記事の中でも「~かもしれません」みたいな曖昧な表現できるだけ避けてちゃんと言い切ってあげてください。
9スマホユーザーを意識する
今はweb記事というのはスマホから読まれることがほとんどで皆さんもパソコンよりスマホを使って調べ物をする方が多いとい思います。
ではスマホから読まれるときに何を注意すればいいのかというとさっきも言いましたが一行ごとに改行するということです。
8項目目の内容を改行なしにすると
何回も言っていますが読者は自分の悩みや疑問を解決するために記事を読んでいます。だと言うのにもし「~~した方がいいかもしれません。」と書いてしまったら「どっちだよ!」とツッコミを入れたくなると思います。ライターは常に読者に教える立場であるということをしっかりと意識しましょう。教える立場であるのにも関わらず「多分こういうことだと思うよ」とあやふやな回答をしていたら読者は「本当に信じていいのか?」と不安になってしまいます。SEOライティングでは読者の疑問をどうすれば解消できるのか、どうすれば悩みを解決させて読者に行動へ移させられるのか?そこまで考えて明確な答えを出さないといけないのです。だからこそ記事の中でも「~かもしれません」みたいな曖昧な表現できるだけ避けてちゃんと言い切ってあげてください。
こんな風にかなり読みにくくなってしまいます。
読者の中にも活字が苦手な人は多いので今までの文章のように一文ごとに改行を入れて威圧感を与えないようにするというのはとても大事なことなのです。
10飛ばし読みを意識する
読者はみんな文章を読みに来ているのではなく何度も言っていますが悩みや疑問を解決するために記事を読んでいるだけで、できるだけ文章は読みたくないのです。
実際に何か情報を探しているときに記事の中の必要そうなところだけを見て「これ以上はもういいや」と思ったらページを閉じたという経験があると思います。
なので私たちが書く時も飛ばし読みできるような形にしてあげることが大事になってきます。
では何をすればいいのかというとまず1つ目は結論を最初に書くことです。
文章は基本的に前から後ろに向かって読んでいくので結論が後ろにあると読者の時間をその分だけ奪っているということになります。
はい、あとはお分かりの通り結論を早く知れないと読者は他の記事を参考にしようとして自分の記事から逃げてしまいます。
ということなので結論はなるべく早く持ってきて下さい。
2つ目は文章を短く区切ることです。
先ほど言った改行とは別で文章自体を短く区切ってください。
国語の長文読解と同じように長い文章は情報を処理するのにエネルギーを使います。
文章を読むこと自体が目的になっていたりお金を払って本を読んでいたりすると多少難しい文章でも読んでもらえますが、
web記事は無数にあってかつ無料で読めてしまうので少しでも読みにくいと思われてしまうとすぐに離脱されてしまいます。
3つ目は指示語を避けることです。
指示語は「これ」や「それ」といったいわゆるこそあど言葉です。
指示語を多用すると「ここの”それ”とは一体何のことを指しているんだ?」と読者の脳に負担をかけてしまうのです。
とはいっても全く指示語がないとそれはそれでかなり不自然になってしまうので「絶対使うな!」というわけではないですが指示語を使わなくても書き換えられるという場合があれば絶対にその方が読みやすい記事になります。
最後4つ目は「先ほどもお伝えした通り」という表現を避けることです。
この記事で例えるなら「4項目目でお伝えした通り」みたいに説明してしまうと一旦4項目目に戻らなきゃいけないという面倒なことになってしまうのでかなり読みにくい記事になってしまいます。
なので「先ほどもお伝えした通り」という言葉が出ないように構成を考えたり飛ばし読みした人にも内容がわかるように意味が通じる記事を書いてください。
探せば私も何回か使っていますがわざわざ戻らなくても意味が通じるように文章を書いています。
最後に
ということで今回はSEOの基本知識と対策のための必須知識を説明しました。
SEO対策の必須知識では最終的に読者の要求にどれだけ自分の記事が答えられているのかという部分が根底にあります。
そして要求に答えることができれば自然と検索順位は上がっていきますので今回説明した内容以外にも常にユーザーファーストを心掛けてください。
それではまたお会いしましょう!